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田中なう

行っとけ19!やっとけ20!2022.01.30

これいい!考えたひとすごい。

落ち込んでいるスキー・スノーボード人口を増やそうと

数年前からリクルートが発信している冬のキャンペーン企画 「雪マジ19」

19歳であれば全国の数百か所のスキー場でリフト券がダダというもの。

スキー場により除外日はあるもののリフト券がタダで貰えるというのはうれしい限り。

県内ではこのキャンペーンに参画しているスキー場が5か所あり

庄内には3か所が集中している。

ぜひうしお荘に泊まりながら、美味しいお料理とあったかい温泉とスキーにでも。

 

 

「私をスキーに連れてって」なんて言葉が流行した昭和のスキーブーム。

日本はいわゆるバブル期でスキー場には多くの人が溢れかえっていた。

この頃の冬のレジャーといえばもっぱらスキーが主流で、

冬になると多くの車にはスキーキャリアが付いていたのをよく覚えている。

ところがバブル期以降はスキー場の利用者数が激減。

平成に入るとスノーボードの流行で少しは利用者数は回復したものの、

過去のブームを復活させるまでには至らず、

今でも多くのスキー場ではあの手この手で利用者数を増やす挑戦が続いている。

そんな全国のスキー場だがここ数年ほど前から若者の利用者数が増えているらしい。

理由は、冒頭に紹介した「雪マジ19」の影響なのだとか。

 

 

自分は冬にはスキー場行きたくなるほう。

スキー場は楽しいところだし、昔から雪山には思い入れがあるから。

スキーやスノーボードを体験したことがある人なら分かると思うけど、

晴れた日のスキー場っていうのはとても綺麗で気持ちいい。

空を見上げれば青空がとても綺麗で、

ゲレンデはどこまでも真っ白で開放感に溢れていて、

山々は遠くまでくっきり見えて清々しく、

木に付いた雪なんかも太陽の光を受けてキラキラと輝いていて、

それを見ながら乗るリフトはとても気持ちよくて、

そんな中でゲレンデを滑るのは格別で。

だからあれは他の人にも経験してもらいたいって思うんだよね。

きっと好きになるから。

でもそれは1回行かなきゃ分からないことだし、

自分の場合も小さいころ親に連れてってもらって初めてスキー場の良さを知ったわけで。

 

雪マジ19を仕掛けた人はこういうのを知っている人かもね。

スキー場の楽しさを知っている人。

とりあえず19歳の人、スキー場に来たことないなら、まず1回来てみてくれ、

1シーズンは無料にするからっていう感じに。

1シーズンを無料とした試みはいいアイデアだと思う。

そしてその対象年齢を19歳としたところはもっとすごい。

なぜならば、

高校卒業したばっかりでまだまだお金の余裕もない19歳。

リフト代が無料だったらとっても嬉しい19歳。

SNSの発信力は優秀な19歳。

友達さそって「雪マジ19」使ってスキー場へ。

スキー場で撮った動画SNSに載せてすぐさま情報発信。

若者は流行に敏感だから、他の若者がそれを拾ってさらに他にも広めて。

若者の情報は影響力あるからいろんなものに波及しながら

日本中にアッという間に広がる今のトレンド “雪マジ19”と“スキー場”。

そしてスキー場は楽しいところだと分かった20代。

10代の頃よりはお金も貯まって仕事も気持ちも充実している20代。

いつの間にか恋人ができて今度は恋人誘って2人でスキー場へ。

そしてそのうち結婚していつしか子供も生まれたりして、、、。

そしてそして、今度はその子供が大きくなった30代。

子供にも経験させてあげたくて今度は妻と子供と3人でスキー場へ。

さらにさらに子育ても落ち着いた40代・50代。

経済的にも余裕が出来て今度は自分の趣味にも時間をかけられ、

ニューモデルのスキーなんかも買ったりして、、、。

週末は家族総出の大人数で温泉に泊まりながらスキーでも、、、なんて。

 

そんなパターンもあるかもしれない。

 

 

だから19歳だというのか!

すべての始まりは19歳にあると!?

深い。

 

 

そう。実はこれ自分もこれに近い理想をもっていて

常日頃大切にしていることのひとつに

“次世代につながるおもてなし”っていうのを心がけています。

あたりまえのことですが、

良い印象が残らないと次世代どころか、次回の来荘にさえつながりません。

目の前に海があるからかもしれませんが夏は自然とこのループができていて、

小さいころうしお荘に泊まりながら海水浴を楽しんだ世代が

今は世代をまたいで再び子供を連れてうしお荘に泊まりにきてくれています。

嬉しいものですね。

夏のうしお荘にはきっと良い思い出があり、

自分が体験した楽しい思い出を今度は自分の子供らにも体験させたい、

見せたい風景がここにはあるのでしょう。

一期一会の精神を大切にして、

日々来荘されるご家族様の次世代にもつながるおもてなし、

記憶に残るおもてなしを常日頃よりこころがけていきたいものです。

 

 

 

とりあえず、マーケティング的に考えれば

19歳っていうのは1つのポイントね。

面白い。

なんか俺もいろいろ見えてきた。