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田中なう

春の海と釣りについて2016.05.07

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たまにだが、海を見たくて1人で出かける時がある。

職場からでも海は見れるじゃないの?

と思われるかもしれないけど、それとこれとは少し違う。

缶コーヒー片手に

ただ、ただ、ぼんやりと・・・

1人で海を見て

物思いにふける・・・

昔からこの時間が好きなのである。
 
 
 
 
 
「ブゥゥーン、バタン」

うしろで車のドアの閉まる音がした。

白のミニバンタイプの車が止まり

中からサングラスをかけた男が1人降りてきた。

バックドアを開け中から釣り竿を取り出している。
 
「釣りか・・・」

海に来る目的は人それぞれ。

もちろん釣り人もよくやってくる。
 
 

男は早々と支度をし、砂浜へと降りて行った。 
 
 
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海の近くにいるせいか 「釣りはするのか?」 とよく聞かれる。

田中は釣りをしない。

できないわけではないが・・・

おもしろいことも分かっているが・・・

しない。

正確に言えば

やらなくなった。

「庄内にいながら釣りをしないなんてもったいない」 と言われたこともあったなぁ。

それでも、小学生の頃までは暇さえあれば近くの沼や川に釣り竿を持って出掛ける

釣り好きの少年でもあった。

大人になってからは磯釣りをやった時期もあったが

少ししか続かず、自然と釣りはやらなくなった。
 
 
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春の海はいい。

とてものどかだ。 
 
やわらかな陽射し。

ふわりとした風。

コバルトブルーの海。

澄みきった空。

穏やかな波。 
 
なぜだろう?

春の海を見ていると時間がゆっくりと感じられる。

この感じは他の季節にはないものだ。

どことなく懐かしささえ覚える。

そんな時間に自分を委ねていると
 
ゆっくりして

自然と、心が落ち着く。

 
 

釣りをやらなくなった理由?

そうだなぁ。

隣に髪の長い綺麗な女性でもいたりしたら

少しかっこつけてこんな風にでも答えるかなぁ。 
 

  
「海は見てるほうが好きになった」

「それと、ほら・・・俺がまた釣りを始めたら、釣れすぎて
あのサングラスの人の釣る魚がいなくなる (゚ー^)-☆」

 
 
 
P.S. 釣りをしなくなった本当の理由は、釣った後の魚をどうするか?にいつも悩むからです。
  

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