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田中なう

山形、秋の味覚2015.09.22

いつもご愛読ありがとうございます。田中です。

季節は秋を迎えております。

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、、、

皆さんはどうお過ごしでしょうか。

秋を迎え、山形と言えば、、、

そう、山形の秋の味覚 「芋煮」です。 
 
 
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県内では、先日、毎年恒例の「日本一の芋煮会フィスティバル」が山形市で開催され

賑わいをみせたところであります。

毎年ニュースなどでも取り上げられる

直径6メートルの大鍋の中に入った3万食の芋煮は
 
見るたびに驚かされるばかりであります。
 
 
 

芋煮と言えばこの時期に必ずと言っていいほど話題となるのが

「庄内風味vs内陸風味」の芋煮論争。

知らない人もいるかも知れないので一応説明すると

山形県の芋煮の味は大きく分けて2つに分かれる。

里芋をメインとするところは変わらず

入れる具材には若干の違いはあるが

簡単に言えば味噌味をベースに

豚肉が入ったのが庄内地域の“庄内風芋煮”。

醤油味をベースに

牛肉が入ったのが内陸地域の“内陸風芋煮”である。

一応、芋煮の発祥の地が内陸部なことや

人口が多いのが内陸部という事もあって

山形の芋煮と言ったら一般的には

醤油ベースの内陸風芋煮のことを指す。

どちらの芋煮ももちろん美味しいのだが

お酒が入った席などでこの話題が出ると

それぞれ昔から馴染んだ味という事もあって

庄内の人は庄内風の方が美味いと言い

内陸の人は内陸風の方が美味いと言う話に発展するのである。

トークが白熱しても内陸風には牛肉が使われているという所が決定的となり

トークバトルに関しては

内陸風の芋煮にはかなわないのである。

庄内風は最終的に「お前の所は豚汁だろ!」などと軽くあしらわれる。

ちなみに、うしお荘でも今の時期

夕食メニューに庄内風の芋煮出してますよ。(^_^)

 
 
 
このように、山形県民にとって、秋は“芋煮の秋”なのでもある。

さわやかな秋晴れのもと、ご家族やご友人で行う河原での芋煮会はとてもいいものですよ。

若い人なら外で芋煮を作る合コンイベントなんかも

山形ならではって感じでいいかもしれませんね(´ー`)y-~
 
  
 

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