山形の内陸部と庄内地方を結ぶ道路に国道112号線というのがある。
名峰月山の山中を通過するので、通称「月山道路」とも言われている。
内陸と庄内を行き来するにはこの道路を通るのが一番早い。
そのため交通量も多く生活や物流の大動脈ともなっている。
道路は自然溢れる山の中を通るので景色はとても美しい。
内陸まで1番近い道とは言っても庄内から山形までにはおよそ2時間はかかるだろうか。
この山の中だけでも1時間はかかる。
道路は舗装されていて広く、山の中にあるので
信号などはなく標識も少ない。
歩行者もいなければ、目移りするお店の看板なんかもない。
そのため、運転は割と単調になる。
単調ゆえに、運転していても結構暇にも思えてくるのである。
そんな理由からか、この道路を運転している時は仕事や生活、大切な人のことなど
自然といろんなことが思い浮かんでくる。
普段の生活の中で1時間という時間をなにかに対してゆっくり考える機会は
なかなか少ない。
ゆっくり考えていると答えはでなくても
気持ちの整理がついて妙に落ち着くのである。
なので、田中は112号線を運転するのは結構好きなのである。
今回、仕事の関係で山形に行く機会があった。
月山は今、秋の紅葉を迎え、とても綺麗であった。
そんな112号線を運転しながら思い浮かんだことといえば
こんな112号線の話そのものを
ネタにすることなのであった(´ー`)y━~~