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田中なう

リード212018.08.09

夏の甲子園が開幕している。

今年は100回記念大会ということもあり

いつもより注目が集まっているようだ。

スポーツ中継はなんでも好きでよく見るのだが

中でも野球はよく見る方かもしれない。

高校野球はとりわけ好きである。

 

 

その夏の甲子園だが当県の代表は羽黒高校。

15年ぶりの甲子園出場とのことだが

個人的にはいいところまで勝ち進むと予想している。

(ピッチャーが140 km/h台の直球を投げられることが大きい。)

 

羽黒といえばその羽黒高校のある羽黒山が有名だが

今年は神社が節目の年にあたるようで

なんと特別に五重塔を拝観できるらしい。(三神合祭殿再建200年※明治以降では初)

当荘のスタッフも行ってきたようでチラシを見せてくれた。

自分も神社、仏閣には興味があるのでぜひ行ってみたいと思う。

五重塔の内部を見れる機会なんて多分この先一生ないぜ。

 

 

野球に寄せた話をすれば、田中は小学校のとき

野球チームに所属していた過去がある。

その野球チームで忘れられない思い出があるので聞いてください。(笑い話です。)

 

ある日、遠征して他の町の少年チームと試合をする機会があった。

試合場所は当時にしてはなかなかの良い球場。

少年野球の場合は学校のグラウンドとかが多いのだが

あの球場は小さいながら野球専用だった気もする。

実は今でも場所をはっきり覚えていてたまに通るときがあるのだが

今は球場ではなくなっている。

 

 

そして試合が始まる。

我がチームは三塁側ベンチ。

相手の少年チームは一塁側ベンチ。

そして田中のポジションはいつもの一塁コーチャー。(コーチャーかいっ)

 

野球を知らない人だと聞き馴れないポジションだと思うので説明すると

コーチャーとは自軍の攻撃時にバッターやランナーに

攻撃のサインや相手チームの守りの様子などを伝える人である。

(よく野球の試合中継などで一塁ベースや三塁ベースの横で手をぐるぐる回している人がそれである。)

高校野球やプロ野球などレベルが高くなると重要なポジションになってくるのだが

正直少年野球ではいなくてもなんとでもなるポジションである。(こら!)

 

このコーチャーについてだがやったことのある人だと分かると思うが

相手ベンチ側のコーチャーになると相手チーム全員を背にするので結構嫌である。

そんでこの日、自分は一塁コーチャーだったので攻撃時は毎回相手ベンチの前にある

コーチャーボックス(コーチャーが立つところ)に立つこととなる。

実はこの日の試合なのだが、戦況をはっきり覚えていない。

それよりもはるかに印象に残る出来事があったのだ。

そう、冒頭に述べた“忘れられない思い出”のこと。

 

その思い出とは野次である。

 

相手チームは当初、我々のプレーやチーム全体に向かって野次を飛ばしていたのだが

我々のチームはかなり強かったので、回を重ねるごとに試合が一方的になってくると

今度は野次の矛先が一塁コーチャーである自分に向かってきたのだ。

 

こんな風に・・・

 

 

「おい!そこのコーチャー。」

「聞いてるか、21っ!!」(田中は背番号21をつけていた。)

「おまえはリード21かっ!!」

「(≧▽≦)ぎゃははははははっ」(相手チーム大爆笑!!)

※リード21とは当時頻繁に流れていた保険会社のCMで“リード21”と言うCMがあった。

 

・・・攻撃時コーチャーボックスに向かうごとに

 

「リード21また来たぞ!」

「リード21もっと声出せ!」

「リード21けっつ向けんな!」

 

などと、田中の背番号21をネタに野次ってきたのである。(T_T)

正直、当時これには相当へこんだが今ではとても懐かしい思い出である。

なので、自分はどんなスポーツでも21という背番号の選手をみると

少しだけ応援したくなるのと

心の中では“おっ、リード21だ。”とつぶやくのである。