歳末の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
本年もあと僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年もたくさんの組合員の皆様並びに御家族の皆様よりご利用いただきましたことに
職員一同心より御礼申し上げます。
さて、うしお荘は今年も新年に向けて門松を自作した。
この門松作りも今年で4年目となり恒例行事になりつつある。
竹の切り出し作業から行うのでまずは山へと向かうのだが
今年は去年の反省をふまえて雪のない時期に山へと向かった。
今年は新入社員のI氏も加わりフレッシュな顔ぶれとなった。
山へと向かう車中のムードも自然と高まる。
現場に到着。
日は傾きかけている。
早くしないとあたりは真っ暗になろうかともいう時間であった。
山の入口には数件の墓が並ぶいつもと変わらぬ場所だ。
墓と墓の間には道がありその間を通りぬけると道は登りへとさしかかる。
道はかろうじて確認できるかのようなけもの道。ぬかるんでいるせいか足場は悪い。
人気のない暗い山というのはなかなか気味の悪い場所でもある。
あたりはひっそりとしていてホラー映画で聞いたことのあるような
鳥の鳴き声が時折雰囲気を盛り立てる。
一人でならあまり来たくないような場所である。
墓を見たからなのか、山を登りながらなぜか頭には八つ墓村の話が浮かんでいた。
このブログを呼んでいる人は知っているかもしれないが田中はビビリな性格である。
熊が出てくるか、お化けが出てくるか、、、
逃げのルートも確認しながら山の中腹に向かう。
竹の群生地帯に到着。
去年は雪が積もっていて分からなかったが管理していない竹林というのは
けっこう乱雑である。
草木はぼうぼうと生えていて、毎年の雪の重みでなのか
竹は折れているものや曲がっているものなどがたくさんある。
行く前は京都の竹林のような空間をイメージしていたが全然違った。
雪もなく、新人I氏のパワーもあり竹の切り出し作業は順調に終わった。
それからの門松の作成に至るまでは去年に引き続き支配人が作ってくれた。
支配人は今年の門松は去年よりうまく出来たと言っていた。
田中もそう思って頷いた。
現在、その門松は玄関先に飾ってある。
この門松を見て記念写真でもしていただけたら幸い。
それでは皆様、今年はこれにて失礼。
皆様が健康で新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
よいお年を。