皆さんは酒田港に行ったことはあるだろうか。
海鮮市場や日和山公園なら行ったことがあるという人も多いことだろう。
実は酒田港と言っても範囲は広く最上川河口から漁港を挟んでさらに北に広がる
酒田臨海工業地帯まで続いている。
私はこの酒田港全体の風景・雰囲気が好きでたまに車でドライブしてみたりもするの
だが、このエリアはなかなかおもしろい。
どのへんが?聞かれれば、“全体的に…”という答えになってしまうが、
例えば、県内随一の水揚げがある漁港だとか、
港が見渡せる公園だとか、
漁船やレジャー用のボートが集まる船着き場とか
釣り人に人気の場所とか、
大きい工場が広がる工場地帯だとか・・
とにかくこのエリアにはいろんなものが詰まっていると思う。
この場所に行くと、山形県の奥深さというか、スケールの大きさというか、
山形県ってこんな場所もあるんだなぁという感心した気持ちになるのだ。
~田中がおすすめする酒田港の注目ポイント~
・新鮮な魚介類が並ぶ海鮮市場と波止場の漁船
・酒田市のシンボルの六角灯台や港が見下ろせる場所にある日和山公園
・白色の船が美しいプレジャーボート群
・酒田港の歴史や海洋の知識が無料で学べる酒田海洋センター
・酒田港を一望、酒田北港緑地展望台
・冬になると話題にあがるハタハタの釣れる水路
・海沿いに連なる巨大な風車
・釣りのスポットとしても有名、白灯台・赤灯台
・山形県の電力の中核、火力発電所
・港に置いてある大型コンテナの数々と荷卸で使用する超大型クレーン
・とにかく全てのものが大きい海辺に立ち並ぶ工場地帯
このような酒田港だが港の歴史は古く江戸時代にまで遡る。
かつては北前船と呼ばれる交易を行った船が盛んに立ち寄る重要な港であった。
時は流れ、現在は国際物流の海上拠点ともなる日本の重要港湾にまで発展している。
大型客船の寄港も度々あり、日本人や外国人観光客が船旅で庄内を訪れる船の玄関口
ともなっている。先日、(というか先月だが)大型客船の“ぱしふぃっく びいなす”が
酒田に来るという情報が田中の耳に入ってきた。
面白そうなので行ってみた。
酒田港に到着です。
大型の船は酒田港の中でも北港と言われる場所に入ってきます。
北港を一望できる酒田北港緑地展望台より撮影です。
鳥海山が綺麗である。
昔、親父の会社がこの辺にあったため小さい頃はよく連れてこられた。
酒田港が好きだというのも少しはそんな理由があるのかもしれない。
一角には大型コンテナが並ぶ。
中には何が入っているのだろうか。
まるでアメリカ映画に出てくるワンシーンのようだ。
アリの巣?
ヒアリは大丈夫か?
そういえば最近聞かなくなったなぁ。
満を持して船が接岸している会場へ。
見えてきました。
でかいです。はっきり言ってでかいです。
あまり伝わらないかもしれませんが、こんな大きな船は見たことがありません。
搭乗口がある岸壁には寄港・出港のセレモニーやお土産品の物品販売をするテントも
並んでいます。
中は見れないのか?と考える人もいると思うが船内見学会に募集した人のみ
見学できるようです。
県のホームページで募集しているようです。
今後の酒田港への寄港予定の大型客船
7月9日(火)にっぽん丸(総トン数:22,472トン 乗客定員:398人)
7月11日(木)にっぽん丸
8月30日(金)ダイヤモンド・プリンセス(総トン数:115,906トン 乗客定員:2,706人)
9月16日(月曜・祝)MSCスプレンディダ(総トン数:137,936トン 乗客定員:3,274人)
9月30日(月曜)ダイヤモンド・プリンセス
※写真のぱしふぃっく びいなす(総トン数:26,518トン 乗客定員:696人)
注目は9月16日に寄港するMSCスプレンディダ。
ぱしふぃっくびいなすでこの規模だから、その船はどれだけでかいんや!(驚)
興味のある方はぜひご覧になってください。うしお荘に泊まりながら。