春が近づいてきている。
まもなく、雛祭りである。(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
お雛様と言えば基本的に3月3日の桃の節句に合わせて飾るのが一般的だが
庄内では地域により4月3日に飾るところもある。
ちなみに田中の実家も4月3日にお雛様を飾っていたので
小さい頃は世間とのずれにかなり戸惑ったものだ。|||(-_-;)||||||どよ~ん
話は違うが鶴岡の旧市内ではお盆を7月13日に行う。(゚ロ゚;)エェッ!?
社会人になってから初めて知ったことだったのでこれにはかなり驚いた。
7月にお盆を迎える宅に「じゃぁ8月13日は何するの?」と聞いてみると、
「特に何もしない…」とのこと。┌|゚□゚;|┐ガーン!!
まぁ当然っていえば当然の事なのかも知れないが
小さい頃からお盆はずっと8月13日だとばかり思っていたので
この話を聞いた時はカルチャーショックだった。
物申すと、お盆は8月13日だからいいんだよね。
子供の夏休みがあって帰省もしやすく、親戚子供らがみんな集まって
墓参りに行って、夜は宴会、、、みたいな流れで。
そして、お盆が終わると、夏も終わりを告げる、、、的なところで。(´ー`)y-~~
だいぶ話はそれたが、庄内はもともと、※北前船で栄えた地域でもある。
(※北前船:江戸時代に活躍した海上を利用して各地を回る廻船。貿易船。)
北前船の航路は大きく分けて二つあり酒田の港を起点に
津軽海峡から江戸に入る東回りの航路と
下関・大阪などを経由して江戸に入る西回りの航路がある。
特に酒田は「西の堺、東の酒田」と言われるほど重要な拠点でもあった。
北前船で財をなした商人も数多くいて日本一の大地主と言われた酒田市の
本間家もその一つなのである。
「本間様には及びもせぬがせめてなりたや殿様に」
と謳われた話は今でも語り草となっている。w(゚0゚*)w オォー
同市にあるその”本間家旧本邸”や廻船問屋であった旧鐙屋(きゅうあぶみや)
は当時を偲ぶ観光名所として今でも人気を博している。
そんな北前船によって栄えた場所だからこその文化もある。
雛人形もその一つなのである。(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
先ほども申し上げたように酒田の港は東回りと西回りの船の拠点であった。
したがって異文化が混ざり合う土地柄とも言える。雛人形に関していえば
北前船を通じて京都や江戸のお雛様が庄内に伝えられ今も各地に残っている。
庄内では毎年この時期、そうした歴史あるお雛様を各地でお披露目しています。
その時代やルーツにより表情、装飾、衣装も違うので
そうした部分に注目しながら巡ってみてもなかなか面白い。
北国の長い雪解けを待ちわびた優雅な微笑。
春の訪れとともに歴史ある庄内の雛めぐりを楽しんでみませんか?(^-^*)/
「鶴岡雛物語」のページへリンク
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