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田中なう

コーヒーの香りとホットケーキ2017.11.12

お疲れ様です。

田中です。m(_ _)m

秋の深まりを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

この度、うしお荘では女子会・女子旅プランを見直し

特典の1つに鶴岡市の2つのカフェで使える割引券を加えることにしました。

割引金額は500円。

お店でコーヒー1杯が飲める金額です。

チェックアウト後のお楽しみが一つ増えますね。

今回ご利用できる2つのお店を紹介します。

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1つは三瀬にあるカフェメリさん

ちいさなカフェではありますが

とても雰囲気がいいお店です。

置いてある小物もオシャレでオーナーさんのセンスの良さを感じます。

流れる音楽、コーヒーの香りが気持ちを落ち着かせてくれます。

居心地がいいとはこういうことなのだろうと感じさせてくれるお店です。

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もう1つはフルーツカフェ青森屋さん

フルーツショップ青森屋さんの中にあるカフェです。

こちらのお店もとてもいい雰囲気です。

白を基調したお部屋がとてもオシャレで印象的です。

なにより果物屋さんがやっているお店だけに

こちらのフルーツタルトは食べる価値オオアリです。

このたび、2つのお店にこの話をしに行ったところ

快く承諾してくださいました。ありがとうございました。

カフェと言えば今でこそカフェなんて呼び名が普及しているが

ひと昔前は喫茶店と言う方が主流だっけ。

喫茶店で思い出すのが、小学生の頃父親に連れられて行った初めての喫茶店。

当時、田中の両親は共働きで父は会社員、母は病院で看護婦をしていた。

車は2台あったのだが、母はあまり運転が得意ではないらしく

基本的には両親の職場がある酒田までには1台の車で2人で通っていた。

母の日勤が土日に重なった日は、朝は電車で行き

夕方は父と一緒に車で病院に迎えにいくのがいつものパターンだった。

夜勤の日は往復電車で通っていたらしい。

当時、母は手術室に配属されていたらしく帰れる時間が不規則であった。

いつもの時間に病院から出てこないともなると

「遅いなぁ、手術、長引いてっかなぁ」なんて運転席で父が言ってた記憶がある。

今と違って携帯型のゲーム機があるわけでもなく

車の中で長時間待つのは苦だったが

それでも何もない家に祖父母といるよりはましで

なにより父についていけばどこかに連れていってもらえるのではないか

という期待がもてた。

喫茶店はそんなある日に父が連れていってくれた場所である。

この記憶は今でもはっきりと覚えている。

店内はコーヒーの香りに包まれていて

その場所で自分は生まれて初めてホットケーキというものを食べた。

あつあつの生地のうえにバターとシロップがかかったそのホットケーキは

とても美味しくて、大げさだが世の中にこんな美味しい食べ物があるのかと思うくらいに

夢中で食べた記憶がある。その時父が何を飲み食いしていたかは覚えてない。

匂いは記憶を呼び覚ますという。

コーヒーの香りが漂う場所で思い出されるのは

自分はコーヒーの味もさることながら

ホットケーキを初めて食べたあの時の感動なのである。

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